ヨッシーです。
素敵なヒントをくれるclubhouseに出会いました。
wellbeingについてなんですが、日常生活に是非参考にしたいマインドセットが盛沢山でしたので僕の主観とか気づきを盛りだくさん入れてサマリしてます。
※アーカイブ音源はこちら。
では早速。
Work ”Is” Life ⇒ Work ”In” Life
Well Being:よりよく生きること。
自分にとっての「よりよく」ってなんだろう。
こたえは人それぞれ。
だから、一概にこれだとは言えない。
「仕事は人生の一部」
自分の人生幸せにするには?
自分にとっての「好きなこと」ってなに?
「好きなことやれ」と言われると一番困るのはミドル世代。
今まで会社のために生きてきて、
自分のために生きるということってどういうこと?となる。
ミドルエイジクライシス。
敷かれたレールの上を超特急で駆け抜けてきた世代。
寄り道せずただひたすら、目的地目指して。
好きなこと、やりたいこと。
実は、多くの人が持ってはいるけど、気づいてない。
化石のように地層の中に埋もれている。
だから、自分と向き合う哲学的な時間を作ることによって、自分を掘り下げて理解することで「スキ」とか「得意」の絶対量が生活の中で増える。
自分マイニング(探究)することで見つけていく。
白か黒ではなくグラデーションで「やりたいこと」を位置づけてみる
やりたいことや方向性が見つかり、事業を興して経営するレベルまで行ければよいけどそこまでの振れ幅を持っている人は少ない。
自分で事業を経営していると人から見るとやりたいことやってって自由でいいなと思われがちだが、実際自分で起業しているほうがやりたいことが出来ているかと言われるとそんなことはない。
ある意味「稼がないといけない」という制約の方が大きくなってやりたいことがどこかへ行ってしまう場合も多くある。
LifeWorkで始めたけど、RiceWork化していくこともあり得る。
Riceのことを考えざるをえなくなる。
「稼がなきゃいけない」と「やりたいことをやって社会貢献する」というジレンマと付き合う上で精神的なプレッシャーは相当かかる。
でもこれは今の時代、程度論だと思う。
0か1,白か黒で「やりたいこと」と「今の仕事」とのギャップを見て、どちらかに寄せないといけないと考えてしまう人が多い。
「やりたいことあるけど、今の仕事じゃできないしな。」
「だから転職するか」
という感じ。
確かにそれも一手。
実際、僕も「よしライフシフトしてこれやろう(転職)!!でも、給料下がるし、家族にも負担し居るしな。」と考えた時期があったがその時は0か1(今の仕事辞めて新たな職場で)で考えていた。
で、自分にも家族にも腹落しなかった。
でもそこは0か1、白か黒かではなく、グラデーションがあると考えることができると、第3の選択肢が出てきて、気持ちが楽になる。
今の仕事続けながらLIFEワークに着手する。
事業経営するレベル感までではないという話なのであれば、今の時代は簡単に複業もできる。
自分のやっていきたいことを今の仕事にプラスしてプライベートの時間を使ってやることから始めれば良い。
複業というとお金が稼げるかどうかが真っ先に来るからまた0か1、白黒思考になりやすい。
稼げないといけない。生活を支えれるものでないといけない。
果たしてそうだろうか。
自分の得意や好きなことがあればそれでボランティアでもサークル活動でもコミュニティ参加やネット上で発信することも複業になると思う。
稼がないといけないということが先行しているから、
「副業は禁止されてるからできません」の会社のルールで行動が出来なくなってしまっているのはもったいない。
お金から入るからハードルがとてつもなく高く、難しくなる。
自分の好きで興味があって、大事にしたいもの(コンテンツ)を自分マイニングで探して”これだ!!”を見つけたらアウトプットしていくことが複業の第一歩。
コンテンツとは時とお金を費やしてもいいもの
必然的に時を費やしてもいいものをもっておくと、もし企業を離れた時でもお金に転換することが出来る。
こんな感じでお金は今の仕事(ライスワーク)と割り切ったうえで、自分のやりたいこと:ライフワーク、好きなこと:ライクワークを組み合わせて自分のポートフォリオを組んでみると今の仕事と複業をグラデーションで考えることができる。
本業と複業がごっちゃになって、白黒の極論思考で振り切って決めてしまいがちなのは、「自分に気づく」ための行動をしてないから。
ということで僕もそのポートフォリオを書いてみました。
複雑な問題と厄介な問題
複雑だけど、正解がある問題と厄介でいくら解いても答えがない問題。
厄介な問題は行動していきながら考えてその場その場で方向性を見つけていく問題。自分マイニングとか。職場の人間関係とか。
行動していきながらフィードバックをもらってアップデートしていく問題。
いまのモヤモヤがどちらか。
多分厄介なほう。
多分でなく絶対。
例えば、
「やる気が出ない」、
「自分の好きなことや自分に合っていることが分からない。」
この厄介な問題に答え白か黒、0か1での答えを求めてしまうときつい。
脳はわかりたがるから、厄介な問題も解決しようとする。
でも解決できないからもやもやになる。
厄介な問題には早急な結論としての白・黒ではなく、PDCAをDから回して、いろいろ試してみることが大事。
つまり、
「やってみたいなと、心にしまっていることをDoすること」
行き当たりばったりでもいいからやってみる。
100点でなくていいから100%の自分の本音・本心でDoしてみることが厄介な問題への向き合いからのスタンス。
エフェクチュエーション(実行理論)
新規事業を立ち上げる時、ベンチャーを起こすときはPDCAを考えたらだめ。
PDCAの考え方はオペレーションがある程度見通せるときに成り立つ。
ベンチャーや新規事業はそんなものはない。
0から1を生み出す。
そんな、未来が予測不可能(unpredictable)で、目標が不明瞭(unclear)で、人間の活動によって環境が駆動(driven)される際に「エフェクチュエーション」は有効になる。
何を言っているかというと0から1を生み出すときは、「走りながら考える」、「Doしながらさらにいい方法があれば今の方法にこだわらず導入してスパイラルアップしていく」。
この考え方。
システム開発で言うところのウォーターフォールではなく、アジャイル。
ある程度で世に出していろんな意見を聞いてどんどん改良する。
別の言い方をすると分岐点マネジメント。
分岐点に来た時に仮説を立て都度都度意思決定していく。
そしてまた次の分岐点まで走る。
一旦仮決めして走り始める。
走りながら考え、いい意見を取り入れる。
機能を捨てる。
堂々と復活させる。
過去に引っ張られず、その場その場で大事にしたいものの優先順位に忠実に従って改良していく。
”中途半端”、”諦め”というニュアンスでの仮決めの走り出しではなく、その時点でのベターであり、改善の可能性という余白を残した走り出し。
白・黒、ではなくグレー、グラデーション。
ポイントはスピードを超意識していくこと。雑なように見えて実はこの方が質に到達するスピードが速い。
自分と向き合って理解(好きや得意)すること。(自分マイニング)
自分への理解、探究という、厄介な問題への向き合い方もエフェクチュエーションでとらえれる。
まだ見ぬ自分の発見だから、0から1を生み出すことに他ならないから。
では厄介な問題に向き合う具体策は。
今をよりよく生きていくために、本音をDoすること。
wellBeingはよりよい状態。
この状態はDo(アウトプット)でコントロールできる。
Do(アウトプット)することでBeingの状態がどうなるかをリフレクション(内省)することで自分が見つかっていく。
(好きなもの、嫌いなもの、得意なもの、苦手なもの)
頭で考えてても自分にとってのwellbeingは見つからない。
小さなアクションでもいいから、本音の行動であれば何でもいいからやっていくことが大事。
エフェクチュエーションとは
「エフェクチュエーション(effectuation: 実効理論)」はインド出身の経営学者、サラス・サラスバシーが2008年に書籍『エフェクチュエーション: 市場創造の実効理論 』の中で体系化した意思決定の理論です。日本では2015年に訳書が刊行され起業家たちの間で注目を集めつつあります。
サラスバシーはカーネギーメロン大学のノーベル経済学賞受賞者であるハーバート・サイモンの最晩年の弟子であり、熟達した起業家の意思決定についての研究で博士論文を執筆。認知科学、熟達研究の知見を適用したアントレプレナーシップ研究に従事しています。「エフェクチュエーション」では、市場は発見されるものではなく「つむぎ出される(fabricated)」ものとされています。
「エフェクチュエーション」は、未来は予測可能であり、ゆえに目的から逆算する「コーゼーション(因果推測)」という従来の考え方の対比として「cause and effect」から着想を得たものだといいます。
「コーゼーション」が、未来が予想可能(predictable)で、明確な目標があり(clear)、わたしたちの活動から環境が独立(independent)している際に有効であるのに対し、未来が予測不可能(unpredictable)で、目標が不明瞭(unclear)で、人間の活動によって環境が駆動(driven)される際に「エフェクチュエーション」は有効になるといいます。
エフェクチュエーションでは、さまざまな形で「彼らが誰であるのか(who they are)」「何を知っているのか(what they know)」「誰を知っているのか(whom they know)」に立ち返り新たな世界を想像するといいます。0→1のフェーズでは「エフェクチュエーション」が、1→10のフェーズでは「コーゼーション」が有効であると言われており、どちらが上、という対立関係ではなく、状況に応じて二つの手法は使い分けられるものです。
https://data.wingarc.com/what-is-effectuation-35499
自分への気づきは他人との対話から
Doと言いながらも自分はどんな人間か、どんなことを感じて、どう在りたいのかBeに気づくことが大事。
自分に気づく側面は対人関係から生まれてくる。
自分のことは自分ではわからない。
目は外向きについているから自分の内面は見えない。
ジョハリの窓でも自分が知らない一面を他人は見ている。
この開放の窓を広げることが自分マイニングするイメージ。
wellbeingな状態。
自分では見えないし、気づかないから必ず他人との対話が必要。
知らない自分への指摘は、ポジティブにとらえれることと、ネガティブに受け取ってしまうことがある。
ポイントは相手。
自分に程よい緊張を与えてくれる緊張屋さん
自分を応援してくれる安心屋さん
が居るということ。
僕は緊張屋さんからの指摘は価値あるインプットになると思ってます。
自身がアウトプットしたことについて、カスタマイズされたインプットをもたらしてくれると思います。
ただそれは時に痛みを伴うのではじめは受け入れづらい。
ファーストインプレッションはネガティブ。
理解できず受け入れれない。
でも、それがある時スっと腹落ちする瞬間があると思うんですよね。
そういうことか!!と。
これもエフェクチュエーション。
走りながら他人の意見で一度立ち止まって改良するかどうか考え、徐々にスパイラルアップしていく。
走りながら考える。
ラーニング・アジリティ(学びの柔軟性)という言葉もあります。
今までの自分にない意見の気づきと受入。これが多様性を受け入れるということであり、多様性を受け入れる余白を持っておくことが大事であるということ。
0か1で決めてしまっていたら余白がなく多様性が受け取れない。
体と心はセット
人と接する前に今の自分が人と接することができる状態になっているかが大事。
人と話すことも大事だが、しっかり食べてよく寝て悩める準備をする
Doの前にこれが大事。
心と体はつながってるって話。
歯が痛い
腹減った
寒い
暑い
眠い
疲れた
とか、身体的な不快を感じている状況下では、人の思考はネガティブな方に倒れやすい。
僕は腹減った時と眠い時、めちゃくちゃネガティブ思考になります。
ただでさえほっておくと8割がネガティブなこと考える脳なのにそれがさらに増えてしまう。
だから体の声を放置せず、素直に、
痛いところは治す
腹が減ったら食う
眠たい時や疲れた時は寝る
をすることでモヤモヤの絶対量が減るから、とりあえず飯食って寝ることが大事。
思いもよらないフィードバック、体の状態次第でプラスととれるかマイナスととれるか変わる。
トラックは積載量が決まっていて、積載量を超えると壊れる。
人間も同じ。
体に反応が出ているということは過積載になっているということ。
だから体が発している信号には素直に従うことがネガティブ思考を食い止める1丁目1番地。
最後に(イキイキのためのTREE)
Try、Refresh、Enjoy、Encourege
最初にTryがないとその後はなにも生まれてこない
答えのない問題はDoからいく。
エフェクチュエーションの考え方。
とにもかくにも、0か1で決めずに、常に変化しうるグラデーションを前提として、0から1のエフェクチュエーションで自分や物事捉えることが先行きが見通せないVUCAの時代の中に自分をど真ん中のミッションを発見して、エピソード2の人生が送れるようになるマインドセット(思考の習慣)になるのだなぁと感じました。
お付き合いいただきありがとうございました。
読んでくださった方が少しでも前向きになれることを祈ってます。
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