大事なことほど「後まわし」にしてしまうことについて

ヒント・テクニック
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よっしーです。

今日は大事なことほど
後まわしにしてしまう原因と
対処のコツについて書きます。

めんどくさいこと後回しにしてしまっている

大事だとわかっていても
つい後まわしにしてしまうことありませんか。

僕はそういうことが多いです。

  1. やったことがなくて、
    どうやればいいかわからないこと
  2. 将来役に立つとわかってはいるけど
    面倒なこと
  3. 本当は腹を割って話したい
    (話さないといけない)けど、
    何かネガティブな理由で話せてないコトや人

もしかすると
三番目がいちばん多いかもしれません。

緊急度だけ高くて重要ではないこと」に
時間を奪われて
「重要だけど緊急性がないこと」を

やる時間がなくなっていくイメージです。

図で言うところの、
B(緊急度:低い、重要度:高い)
やらなきゃと思っているのですが、

C(緊急度:高い、重要度:低い)
時間を取られ後まわしにしてしまうのです。

例えば僕のBは、

  • 将来のために本を読む
  • 投資の勉強をする
  • ビジネスの勉強をする

  • コーチングの勉強をする
  • 自分がやりたいことの勉強をする

  • サラリーマンやめたい
  • 家族と将来のことについて
    じっくり話したい

など、
本音では「やりたい」と
思っていても、

やることに対して障壁
時間がかかったり、
今は環境が整っていない

があること。

逆にCは

  • やりたくない仕事をしすること
  • 付き合いでいく飲み会

  • 社交辞令
  • 八方美人

など、自分ではやりたくないと
思っているのに、

外部から押しこまれたり、
空気感で本音とは逆の行動
とってしまう時があります。

あげればきりなく出てくるCに
Bをやるための時間をつぶされ、

最終的にはBができていない
自分を責めて、

自己否定する結末
なることも多々あります。

後回しの正体は「現状維持機能」と「完璧主義」

この後まわしにしてしまう原因は
2つの側面から説明できます。

現状維持機能について

1つ目は誰にでも備わっている
現状維持機能です。

Bの緊急ではないけれど、
重要なことは

実施することで
人生が変わる可能性があります。

人間関係を修復したりすると
人生変わりますよね。

人間にはリスクを避けるという観点から
現状を維持する機能(ホメオスタシス)
が備わっていて、

これが、現状維持へ
強烈に引き戻そうと
働いているためです。

熱が上がったら、
なんとか下げようとする免疫反応

同じことがメンタルにも備わっていて、

やったことがないことや
「現状維持の外に出ること」は
できるだけさせないよう

ブレーキ機能として働いているのです。

これは生理的な現象で
誰にでも備わっているものなので、
悔やむ必要はありません。

着手しづらいのは当たり前
なのだと思えば良いです。

「完璧主義」について

もう一つは「完璧主義」です。

重要なことほど、
「きちんとしなくてはいけない」
「腹を据えてやらないといけない」と思い、

まとまった時間、
環境がないとできない、

やるからには
成果を出さないといけないと思う、

「○○でなければならない」という
変なプライド、強すぎる自分ルールが
行動を邪魔してしまっているのです。

「まだ今じゃない」

「準備できてから」

「時期が来たら」

「○○の資格が取れたら」

「○○円たまったら」

「でも」「どうせ」「だって」
という言い訳で

行動にブレーキを踏むのは
「完璧主義」が原因です。

これは、真面目な人ほど、
責任感が強い人ほど、
がんばる人ほど

「過去の苦い経験」を
繰り返さないよう、
色濃く出る傾向があります。

身に覚えありませんか。
僕は痛いほどあります。

この2つが自分の人生を
「現状維持」にとどまらせ、

行動に強烈なブレーキを
かけている本体です。

まとめると、
めんどくさくて、
後回しにしていること、

してきたことほど、あなたは
「人生を変える大事なこと」と
思っていることなんです。

後まわしグセをなおすには・・・

そんな体の生理的な機能と
メンタル的な完璧主義から
起こる強力なブレーキ。

多くの人がこのブレーキが外れず、
現状維持で、他人軸で、
モヤモヤな人生を送っています。

でも、
このブレーキを
外すことができれば、

真にやりたいことに集中でき、
やらねばから解放された
自分軸の人生になります。

打ち砕いて、
モヤモヤを晴らすには、

現状を打破する考え方
行動を起こすしかありません。

「行動」することで
「やる気」を出していきます。

「やる気がある」から
「行動できる」ではなくて、

無理矢理にでも行動してみることで
やる気が出てくると言う
仕掛けを利用するのがコツです。

勇気が必要ですが
テコの原理のように、

少しの勇気で
人生を大きく動かせる
考え方です。

そこで行動を促進したいときに
知っておくと有効な考え方が、
「知・覚・動・考」です。

「とも・かく・うご・こう」
と呼びます。

完璧主義や現状維持に
支配されている時

「知・覚・考・動」と
考えること」と、
動くこと」が逆になり、

考えることに
膨大な時間を使って悩んで、
行動が起こせず、

いつまでたっても解決せず、
モヤモヤしてしまっています。

よく「考えすぎ」という言葉は
ネガティブな意味で使われます。

考えることは良いことですが、
考える目的の「行動」に至っておらず、

「考えすぎててで、動けてない」状態で
手段が目的化してしまっている
という意味です。

なので、「後まわししてるな」と
感じたら、

あれこれ考えすぎず、
準備しすぎず、

まずはやってみる、
動いてみることが大事なんです。

同じようなことを
言っている言葉も紹介します。

  • 「知・覚・考・動
    (ともかく考える)から

    「知・覚・動・考」
    (ともかくうごこう)
  • 「PDCAサイクルはDからまわす
    計画立てるのに時間かけすぎず、
    ある程度でDoしていく。
  • 「完璧主義」から「完了主義」
  • 「やる気ファースト」ではなく
    行動ファースト

    やる気があるから行動できるではなく、
    行動するからやる気が出て、
    自信が出る。

この考え方を思考のベースに
セットして、

「後まわし」してるな
と思った時は

思い出す練習を
してみることがお勧めです。

「一気にやらず少しずつ、うまくいっている人とコツコツ」が近道

考え方はわかった、
行動することも大事。

でも、実際強力なブレーキ、
外すのはとても勇気が必要で、
なかなか外れない。

それができたら悩まないよ。
という方が多いと思います。

実際僕もこれで何年も悩みました。

一歩踏み出し、
そして続けていくにはどうすればいいのか。

そのコツは、ベタですが、

「一気にではなく少しずつ、コツコツと」
「うまくいっている人と一緒に」です。

完璧主義も現状維持機能も
超強烈なブレーキなので、
一気に外すと必ず反動がきます。

「完璧主義」や「現状維持機能」を
敵だとしたら、

これに気づかれないように
少しずつがポイントです。

古い映画ですが
「ショーシャンクの空に」で
脱獄囚が刑務所の壁を

誰にも気付かれず
掘り進めて脱獄したように、

敵に気づかれないように、
少しづつ、こっそり進める
感じです。

完璧主義が強い人は
一度にまとまった時間を
作ってじっくりやりがちです。

これを少しづつでいいので、
時間を決めて毎日やる方向へ
持っていくのです。

一日に5分でもいいから
意識してやることです。

僕も後回しにしたいことは、
やる前にモヤモヤします。

「まとまった時間がない」など
現状維持機能が頭に呼びかけてきて、
強力なブレーキがかかります。

そんな時には以下の
ブレーキを外すトリガーフレーズを
思い出してブレーキを外していきます。

0.5歩前に出れれば
あとは自動的に続きます。

この0.5歩を踏み出すための
トリガーだと
思っていただけるといいです。

完璧主義が強い人は一気に、
ちゃんと、時間をかけて、
質を大切にするので、

これを真逆にして、
質よりも量やスピードにこだわり、

時間を決めてやることに
意識を向けるフレーズです。

質<<<<<<<スピード、量で、
時間にこだわることを習慣化
します。

1日5分でもいいので
毎日続ける。

決めた時間でできなかったら
次の日に回す。

中途半端でもかまわない。
限られた時間の中で
できるところまで完了させる、

そしてこれで自分を満たす練習
していくのです。

質へのこだわりを捨て、
時間にこだわるための
トリガーフレーズは、

  • エイヤー
  • 適当
  • 中途半端
  • あいまい
  • まあいいか
  • このくらいでいい
  • 半歩全身でOK

という言葉で
質より時間の優先度を上げます。

完璧主義の人がタブーとする、

  • 逃げ
  • サボり
  • 断り

  • 甘え
  • 嫌われる

  • いいわけ
  • 完璧じゃない

これを後回しにししてしまうこと
に対して、許容していくことで、

後回しにしていたことが
半歩ずつ前に進み始めます。

まとめると以下の通りです。

「大きく一気に」→「小さくコツコツ」
「質」→「スピード、量(場数)」
「いつか」→「すぐ」
「インプット」→「アウトプット」

現状維持機能(ホメオスタシス)は
少しずつやることで、

ホメオスタシスを機能させない、
気づかせないように
していくことが可能です。

気づいた時には
現状維持を脱していた状態に
していくことができます。

5分でいいから
手をつけることから

毎日コツコツと
やることが大切です。

大切なのは始めること。
初め続けること。

まず行動する。
感情や、やる気は後からついてきます。

完璧主義で真面目な人は
まとまった時間や環境を作って、
一気に一人で短期間でやろうとしがち。

でも数十年染み付いた考え方など、
一気に変わるはずはありません。

そして、
強敵(現状維持機能や
完璧主義の考え方のクセ)を

一気に倒せるはずがありません。

だから初めは
簡単なスモールステップを

着実に意識して続けて
レベルアップしていく感覚で
取り組んでみましょう。

そして、

「うまくいっている人」を見つけ、
コツコツの実践度合いを
アウトプットしたり、

壁打ちしてもらいながら
一緒に進めていくことが

より早くうまく
後回しから脱出するコツです。

完璧主義の人は
一人でやりがちで、

うまくいかず、
途中で投げ出すことも多いです。

現状維持機能や
完璧主義の考え方のクセは
強敵なので、

一人で立ち向かうと
うまくいきません。

なので、できれば赤の他人に
自分のことを
さらけ出しながら進めることが

結果、
早くうまくなる近道になります。

是非そんな人見つけてみてください。

「やらなきゃいけない」の人生の宿題は早めに終わらせる

この後回しにしていることは
初めにも言いましたが、

あなたの人生に
大きな影響をもたらすことです。

時間が経つほど、事は大きく、
ネガティブに膨れ上がり、

後回しにすればするほど、
かける時間も
膨大に必要になってきます。

目先の仕事のみならず、
人間関係や家族との関係、

メンタルの改善など、
思い立ったらその時です。

この気に行動に移さないと
この先何年、何十年、
死ぬまでモヤモヤするかもしれません。

「やらなきゃ」と思って
後回しにしている事があるなら、
それは「人生の宿題」です。

夏休みのように
宿題は早めに終わらせて、

幸せな時間を1秒でも多く送ることが
あなたにとっての幸せに
つながる事は間違いないと思います。

「本音」「感情」に嘘つかず、
向き合っていきましょう。

後回しグセ、完璧主義、
どうすればいいかわからない悩み、

過去のトラウマ、未来の不安に対し、
考え方のクセを手放して、
現状維持の外へ出たいきたい方

早く解決するには、
「うまくいっている人」
との併走が確実に早いです。

このブログを読んで、
頼りたいけど頼れる人がいない
という方は

この機会に是非、
僕にご相談ください。

身近な人よりも
赤の他人の方が
利害関係なく、

客観的・的確にクセを見抜け、
早期にモヤモヤから脱出
できる可能性が高いです。

思い立ったら、
当てはまってると思ったら
今が変わり時です。

今、その時を逃したら、
これから先もずっと変われないまま、
モヤモヤし続けることになります。

是非、僕と一緒に
自分軸を掴んで

安定したメンタルの人生を
切り開いていきましょう!

最後に僕が後回ししてしまう時に
いつも思い出す

マツコデラックスさんの
言葉を書きます。

マツコ・デラックス
マツコ・デラックス

面倒くさいことを回避しては絶対に生きてゆけないの。頑張って、面倒くさいことを。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

記事を読んでくれた方の
メンタル向上に
少しでもお役に立てれば幸いです。

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