よっしーです。
「量」と「質」の議論は
コミュニケーションにおいても
意識するとよいです。
人間関係を良好に保つ上で意識したいのは、
何気ない些細なことでいいので
出来るだけ多く会話の頻度を持つことです。
まじめで責任感が強い人は、
「忙しくないかな?」「怒られないかな?」
「こんなこと聞いていいかな?」
「声かけても大丈夫かな?」など、
相手の気持ちを深読みして
声かけるのにも気を遣って
メンタルを消耗して疲れがちです。
相手に対する配慮は素晴らしいですが、
分かるはずのない相手の気持ちを
あれやこれやと考えて
モヤモヤする時間だけが増え、
頭の中がごちゃごちゃになってしまって
整理がつかずに悪循環になります。
ここで意識したいのは
「忙しいかどうか?」
「怒られるかどうか?」は
相手の課題と割り切って、
まとめずに小出しに
コミュニケーションを心がけることです。
陰口を言われても嫌われても、
あなたが気にすることはない。
相手があなたをどう感じるかは
相手の課題なのだから
このアドラーの名言にもあるように
相手が思っていることは
相手の課題なので気にしてもしょうがないと
割り切りましょうと言うことです。
そんな時に思い出したい
キーワードは「とりあえず」です。
受け手側からすると
一番避けたいのは
「早く言ってよ~」という状況。
こうならないことが
相手にとって一番いいことなので、
出来るだけ早く話すことが大切です。
まさに「スピード命」です。
「早く言ってよ~」となると
自分もショックですよね。
もっと早く言えば良かったって。
内容が固まってなくても
とりあえず言ってくれる人は、
かかえて遅れる人よりも
確実に信用されます。
抱えることで
「信用されてないのかな?」という
無意識の思い込みが相手に出来てしまい、
それが「不安の対象」になり、
案じないといけなくなってしまうんですよね。
だから、相手から見て、
スピードが遅い人は
「モヤモヤの塊」になるわけです。
だから
「まとめる→溜まる→頭の中が一杯になる
→優先度がつかない→対処が遅れる」
みたいな流れになるのは避けるべきなんです。
早さはとっても大事、
スピードファーストです。
「まとめると遅れる」、
これは肝に銘じておきたいです。
僕にもいくつか経験があります。
一つ目は「話を受ける側」の時のアルアル。
他人から話しかけられて
「言いたいことが5個あります」などと言って
話しかけてくる人いますよね。
これは聞く方も
相応の準備が必要になって構えますし
「うわ!聞きたくない!」ってなり、
「小出しに言ってよ」ってなります。
もう一つは「言う側」
「言わなきゃいけない側」のアルアル。
言うと
相手がびっくりするような
「言いにくいこと」を
期限ギリギリまで言えずに
びっくりさせてしまうというもの。
いわゆる後回しなんですが、
相手に言うと何らかのネガティブな反応
(悲しむ、凹む、驚くなど)を示すことが
容易にわかることは
意識しててもやっぱり言いづらくて
スピードが出ないんです。
例えば、
「断りたい」
「辞めたい」
「休みたい」
「早く帰りたい」
「相手に理解されない
だろうなと思うこと」など、
言いづらいと感じることを言う時です。
こういう時は、
後回しになって
期限ギリギリで言って
「ええええええええーっ」って引かれがちで、
このギャップが相手に大きな不安を与え、
信用されない関係に発展していきます。
「言いにくいことを後回し」→
「ぎりぎりで放出」→
「ドン引き、GAP大」→
「大きな不安発生」→
「不安を与えてくる人認定」→
「信用されない関係」というイメージです。
これを防ぐには、
日ごろからこまめに
本音を話しておくことが大事です。
「私はこういう人でこんなこと考えている」
を相手にちょこちょこ
インプットしておくことが
大事なんです。
これで頭の中で準備が出来るので
「ええええええええーっ」
ってなりにくいんです。
日ごろから裸の自分(本性・正体)を
小出しにしておくことが大事です。
そして、言いたいことがあった時は
可能な限り
分かっている範囲で
早く言うことが
自分と相手のモヤモヤ時間を
減らすうえで大切です。
質よりも頻度・量・スピードなんですよね。
モヤモヤさせて来ない人は
不安を感じない人物認定され、
安心されて信頼されます。
中には、殺伐とした環境で、
「とはいっても話せる空気感ではないよ!」
ってなる人もいると思います。
そんな場合は言えない自分を責めすぎず、
他の環境の方に
相談してみることをお勧めします。
また別の視点ですが、
些細なことをちょこちょこ話すことで
「見ているよ」という合図にもなります。
これは部下を持つ上司、
元気を出したい人がいるときなど、
話の内容に関わらず、挨拶や、
小さな話でも
積極的に自分からすることを意識すると、
「見ててくれてる」状態が
安心感に繋がり
話しやすい環境構築に有効です。
話す内容など
中身は薄くても声をかける回数、
接する回数が大切です。
最後に、
コミュニケーションは
「深度」よりも「頻度」です。
早速試してみてください。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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メンタル向上に
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